佐田 尚華/ Branch OTTO.DEJIMA
コラム「天職」
私は物心ついたときからお菓子作りをすることが好きでした。
母は忙しいながらも手作りのお菓子をいつも作ってくれていて
誕生日ケーキもお店の物より母の作るケーキが好きでした。
それを自分でも作れるようになりたいと思い、お菓子を作り始めたのがきっかけでした。
初めは料理もお菓子も母から教えて貰っていました。
年齢を重ねるごとにできることも増えてきて、
製菓の本を買って作るだけじゃ飽き足らず
元のレシピや材料の配合、焼き時間など、
自分でいじってどういう変化があるのかなど
比較してみたりするのも好きでした。
三度の飯よりお菓子作りが好きなくらいで、
休みの日は朝方までずっと台所から動かず
色んなものを作っていることもありました。
なので進路や就職などに迷うことはなくこの道に進んできましたし、
今でもこの道を選んで後悔はありません。
高校生の頃までは自分のためにこの道を選んできました。
ですが、大人になってから飲食業での仕事を始めて
お客様の笑顔や楽しそうにお食事している姿などを見たりすると、
今後はお客様の為に仕事していきたいと思うようになりました。
「お店はお客様のためにある」Ottoで学んだ言葉通り、
これからもお客様に喜んでもらえるよう働いていきたいです。