上田 璃奈/ CAFFE OTTO ROOF TOP GARDEN
コラム「行動を起こすこと」
私は2年前、新型コロナウイルスが流行り始め、
予定していた留学が中止になりました。
長年の目標がやっと達成できる!という一歩手前での中止は、
精神的につらく、コロナを恨んだ時期がありました。
しかし、今は、コロナも悪いものじゃないなと思うようになりました。
なぜなら、コロナのおかげで、以前よりも「行動を起こすこと」を意識にするようになったからです。
自粛中、私はよく本や雑誌を読んでいたのですが、
その中で1番印象に残ったのは、ポパイの「二十歳のとき、何をしていたか?」という本です。
この本では、61名のさまざまな芸能人や著名人が、
自分が二十歳の時どんな人生を送っていたのかを紹介しています。
どの方の人生話も、異なる面白いものでしたが、唯一共通していたことは、
全ての人が「目標のために行動している」ことでした。
それは、必ずしも大きな行動ではなく、小さなことを少しずつ実践されて成功された方も、
思いつきで大きな行動を起こされている方もいらっしゃいました。
それを見て、自分は、したいことがあるのに、まだ何も挑戦できていないのではないか?と思いました。
そして、コロナ禍で自由に行動することが制限されるようになっても、
今しかできないことかもしれなことは今しなきゃ!と感じるようになりました。
それからは、やりたいことは出来るうちにすると決め、
自分のしたいことに沢山挑戦することができたと思います。
その証拠に、私は今年の4月から2年間、勉強と仕事のために留学に行きます。
ずっと中止になった留学への思いを捨てきれなかったため、再度挑戦できることはとても嬉しいですが、
2年という長期間、今と全く違う環境に飛び込むことは不安でいっぱいです。
しかし、どんな時も日々感じるときめきと好奇心を大切に、感謝を忘れず頑張ります。